というわけで前回の続き。
ミニ四駆の出てこないミニ四駆の話。
充電器の中にはオンリーワンな機能や尖った機能を持つ充電器が存在します。
今回はいくつかの充電器のちょっと便利かも?な機能についてお話しします。
充電器選びの一要素としてお考え下さい。
いろいろ便利な機能があるんですよ♪
ブレークインモード(オリオン IQ-4X)
ハイテックのX4シリーズとかにも似たようなモードがありますがこいつは全く動作が異なります。
ちなみにX4などの同モードはただの低電流サイクルなので特になくても困らないモードです。
(サイクル充電で代用可能)
で、どのようなことをしているかというと……
まず、設定電流値で満充電します。
それから設定電流値で一定時間(4~5分くらい?)放電します。
終了時の電圧と放電した電流量を表示します。
これから何がわかるか?
満充電からの使用初期の電圧変動がわかるんです。
同じ設定でやって終了時の電圧が高いものが高電圧を維持できる電池っていうことです。
これらの情報を参考にすると性能の近い電池の組み合わせを作ることができます。
まぁ、参考程度……ですけどね。
ちなみにこのIQ-4X、管理のための機能は申し分なくさらにはこのジャンルの充電器の中では比較的しっかり充電してくれる充電器です。
ただ……
スロット間の較差が激しいとか
連続稼働させると自身がオーバーヒートで止まるとか
若干ドジっ子さんですwでも結構おすすめの管理充電器です。
絞り放電(ISDT C4、リアクター、ハイテックX4PROなど)
放電関連の機能です。
通常、放電作業の際は設定電流値で放電を行い停止電圧に達した際に即時放電を停止します。
1Aで放電して!
↓(゚д゚)ヨシキタ!
停止電圧に到達
↓(゚д゚)トマレ!
停止
こんな感じです。
ところが絞り放電機能がついていると流す電流を減らすことによって停止電圧をしばらく維持します。そして電流が流せなくなったら停止します。
これは「電池の電圧降下が電流量が多いほど大きい」のを逆手に取った機能でこれにより放電作業の時間効率を上げ、そしてより深く放電することができます。
1Aで放電して!
↓(゚д゚)ヨシキタ!
停止電圧に到達
↓(゚д゚)……マダナガセルダロ?テカゲンシテヤルカラヨ!
放電電流を減少させながら停止電圧を維持
↓(゚д゚)…ヨシ、コレクライデユルシタロ
停止
こんな感じです。
電池をしっかり放電してしっかり充電したいと思う時にあると便利な機能です。
特にリアクターは設定できる放電電流量が大きいのでこの機能が大変生きてきます。
リアクターは1セットしか対応できませんがこの機能のおかげで管理充電にも比較的向いている充電器です。
さらには下記のモータードライブ機能もあり何でもこなす万能選手な感があります。
お値段もラジコン用としては比較的安価な方で一台目のラジコン用充電器としてはお勧めです。
モータードライブ(リアクター、YZ-110PROなど)
文字通りモーターを一定電圧で駆動させるモードです。
私はやったことないですがタイヤセッターとかの電源にも使えるとか聞きます。
一般的にはモーター慣らしに使います。一定電圧で、しかもタイマー付き。
さらにものによってはその時流れている電流の量まで表示するので非常に便利です。
一度使いだすと手放せなくなります。
他にも
スマホを接続しての遠隔操作、詳細なモニター機能(ハイテックX4シリーズ)
充放電中の詳細なモニター機能(ISDT C4、YZ-110PROなど)
PCを接続してのログ取り機能(リアクターなど)
充電過程によって充電方法を変えて充電する3STEP、4STEP充電(YZ-110PRO、セルマスターなど)
などなど
なくても平気だけどあるとちょっと便利かも?みたいな機能を持つ充電器が存在します。
充電器を選ぶ際は充電電流や放電電流の数字などのカタログスペックにとらわれずそういう観点から選んでみると面白いですよ~。(沼への誘い)
また、プレッシャーかけられたら書きますw
次かけられたらネタも提供してもらおうかな~?(なんか考えといてくださいね)
それでは~。