ちーちゃん、レンズを語る(ズーム編)

K-5IIsを買ってからいろいろ機材の整理をしました。
新たに防湿ケースを買って使用頻度の低いものから整理していきました。

そのうちK100Dとレンズ2本(SMC PENTAX DA18-55mmF3.5-5.6ALとSMC PENTAX DA50-200mmF4-5.6ED)を手放すことにしました。
もちろん買い取りに出してもいいのですが
レンズもK100Dも古いことこの上なく、箱など付属品が完全にそろっているとはいえ
買い取り価格も二束三文になるのは明白。
そこで最近デジタル一眼に興味を持っているという知人に細々したもの(SDカードとか電池とか)と一緒に二束三文でお譲りすることにしました。
一眼自体が初めての人なので操作が簡単なK100Dはきっといいパートナーになってくれると思います。
古いとはいえ一眼レフですから風景とかスナップとかならコンパクトカメラより十分役立ちますからね。

で、先日譲る前に最後のメンテナンスということですこし磨いてやったのですが
磨きながら「ああそういえばK100Dでこんな写真撮ったなぁ」とかいろいろ思い出にふけってました。やっぱカメラって使ってると愛着わくんですよね。
今回のように機材を整理するといろいろ思い出がよみがえってきます。

そこで今回はちーちゃんの独り言として無駄にたくさん持っているレンズのことを書いてみようと思います。今回はズームレンズ編です。
生産終了しているものがほとんどなのですが未だにそのほとんどが現役。
大事に使ってやりたいですね。

SIGMA 10-20mmF4-5.6 EX DC

デジタル専用レンズ。
換算15mm-30mmの超広角ズームです。
広い風景を写すときや思いっきり被写体に近づき遠近感誇張の写真を撮ったりと
特長を生かしやすいレンズです。
画面周囲が流れたり暗かったりするんですがレンズの特徴を考えれば十分許容範囲です。
主な用途は風景、星撮り。
もう少し明るかったらとは思うんですがそれは贅沢でしょうか?

SIGMA 18-250mmF3.5-6.3 DC MACRO HSM

デジタル専用レンズ。
ちーちゃんが生まれて初めて使った「高倍率ズームレンズ」。
換算27mm-375mmでスナップから望遠までまかなえる便利レンズになります。
レンズ内モーターでのAFは快適。
っていうかレンズ内モーターのレンズはこれしか持ってないんですけどね(^_^;
高倍率の割には普通に写っていると思います。
最近買いましたが今後は出番が一番ありそうな予感がします。

SIGMA 24-70mmF2.8 EX DG MACRO(生産終了)

フィルム兼用レンズ
フィルムカメラ感覚でいうと「標準F2.8ズーム」です。
デジタルだと換算36mm-105mmというやや望遠よりな標準F2.8ズームになります。
写りはハマればきれいに写ります。しかもかなりきれいに。
ただ個体差なのか元々そういうレンズなのかAFの精度が極端に悪いのが玉に瑕。
合焦しててもピントがちょっとずれていることが多いです。
補正しようにもそのたびそのたびにピントの位置がずれるので補正もままならない(^_^;
あと、大きさと重量でしょうか。重いし大きいです。ズッシリ感が半端ない~。
主な用途は望遠が必要な室内撮影。
水族館とか結婚式など「広いけど暗い場所」はこのレンズが重宝します。
重くなければもっと使っているだろうな~って感じのレンズ(笑)

SMC PENTAX FA28-105mmF4-5.6(生産終了)

フィルム兼用レンズ
もともとZ-20についていたキットレンズになります。
フィルム時代は必ずといっていいほど使ってましたが
デジタルになると換算42mm-158mmという訳のわからないレンズになってしまうため
使用しなくなって久しいです。
かなり古いレンズですが意外にデジタルでも普通に写るのが不思議。
後、パワーズームがついているのも特徴です。
まだ試してないけどパワーズームを利用して動画撮影などで役に立ちそうな感じがします。
使用頻度はこれからもあまりないでしょうが
結構特徴的なレンズなので手放す気にもなれないレンズです。

SMC PENTAX DA16-45mmF4EDAL(生産終了)

デジタル専用レンズ。
キットレンズよりすこし広角に振ったレンズです。
換算24mm-68mmとちーちゃんにとって一番使う焦点距離をカバーしています。
もちろん使用頻度も一番高いです。写りもいいんじゃないかな~?って思います。
最近高倍率ズームを買ったので使用頻度は下がるでしょうが
なにぶんこの焦点距離(特に広角側)がちーちゃんのニーズにマッチしているので
これからもしばしば使うんじゃないかな~っておもってます。
用途はオールラウンド。室内以外ではほぼ常用してます。

SMC PENTAX DA18-55mmF3.5-5.6AL(生産終了)

デジタル専用。K100Dを買ったときのキットレンズになります。
換算28mm-83mmでいわゆる標準ズーム。
DA16-45mmがあるので普段はほとんど使いません。利点があるなら小型で軽いことぐらい?
あと内蔵ストロボを使用する際、DA16-45mmだとけられてしまう(写真にレンズの影が写ること)ので、そのときだけはこのレンズの出番になります。
K-5IIsを買ってからは高感度をばんばん使うようになるだろうとのことから
ストロボをほとんど使わない可能性も高くなりました。いよいよ出番がなくなりました。(^_^;
主な用途は室内でのスナップなどで状況によって内蔵ストロボのお世話になりそうなとき。
このレンズはK100Dと一緒に知人にお譲りしました。
小型軽量のK100Dにはぴったりのレンズです。

SMC PENTAX DA50-200mmF4-5.6ED(生産終了)

デジタル専用。
これもキットレンズに準ずる望遠ズーム。換算75-300mm。
しばしば動物園など室外の広い場所での撮影で使用してました。
フィルム兼用の望遠ズームでもいいんですが
このレンズの方が圧倒的に小さいのでこちらを持ち出すことが多いです。
ただ高倍率ズームを買った今では出番はほとんどなくなりました。
そこでこのレンズも先日知人にお譲りしました。
これも小型軽量のK100Dにぴったりのレンズです。

TAMRON AF70-300mmF4-5.6 LD MACRO1:2(772D)(生産終了)

フィルム兼用。
フィルム時代の「安物望遠ズーム」って奴です。結構古いとおもいます。
中古で激安で買った記憶があります。
デジタル換算で105-450mmとなりますので超望遠の撮影の際に登場します。
しかしその分でかくてしかもかなりAFが遅いのです。写りもそれなりですね。
そして何より高倍率ズームの登場でこいつも出番はなくなる予定です。
次の「リストラ候補」?

以上、8本のズームレンズのご紹介でした。
次回は単焦点レンズを語ってみたいなと思います。
ズームレンズより使いこなしが難しい単焦点レンズ。
これまたちーちゃんは無駄に本数持ってるんですよね(^_^;
ではでは~。

部分日食

IMGP3381
撮影日時
2009年7月22日 PM11:03頃
カメラ
PENTAX K10D + TAMRON 75-300mm + PENTAX 2X テレコン + KENKO 1.5X テレコン
撮影サイズ
3872×2592 ピクセル(RAWで撮影後パソコンで現像処理)
コメント
みての通り2009年7月22日にあった部分日食の写真。
超望遠レンズなど持たないので手持ちの道具を組み合わせて
適当に撮影しました。(気ままにマニアックを参照
寄せ集めの機材でとった割にはよくとれている方だと思います。
ちなみに薄い雲がかかっていたので少しぼやけています。
最大食分の頃は雲が多かったくせに
それを過ぎるとどんどん雲がなくなっていったのには少々殺意を覚えました(笑)

撮影日時
2007年8月7日 PM11:30頃
カメラ
PENTAX K10D+TAMRON 70-300mm F4-5.6 ED  (300mm)+PENTAX X2 テレコンバータ
撮影サイズ
3872×2592 ピクセル(RAWで撮影後パソコンで現像処理)
コメント
テレコンバータのテストのために家のベランダから撮った月です。
思ったよりきれいに撮れてます。
普通の月なら手持ちでも簡単に撮れるのですが月食だったりするととたんに撮りにくくなります。
まぁ、こんなもんですかね~。