というわけで今日もデジカメのお話。
先月末に買ったK-5IIs。 そろそろ1ヶ月近くになるのですこし感想を・・・。
といっても来月1日に後継機であるK-3が発売になるので 何を今更感バリバリなのですが
技術進歩においていかれるとこんなにカルチャーショック受けるんだよ~って
自虐的な意味を込めて書いちゃいます。
まず撮っていて気付いたことがAFの速さです。
K10Dも悪くはないと思っていたのですがK-5IIsは遙かその上をいってました。
明らかに体感が違います。
言葉で表現しづらいのですが AFが作動してピントが合うまでが
K10Dだと
ぎゅ~ん(←大きく動く)ぎゅぎゅぎゅ(←微調整中)、ぴぴっ(←ピントが合った音)だったのが K-5IIsだと
ぎゅん(←K10Dより明らかに速い)ぎゅ(←ほとんど微調整しない)、ぴぴっ、って感じ。
暗い場所へ行くとK10Dの場合微調整の時間がだんだん長くなりより差がはっきりしてきます。 K-5IIsの場合暗い場所へ行ってもあまり変わりません。
そのせいか動くものに対するピントがよく合うようになってました。
甥っ子(幼稚園&小学校)の運動会で使って見ましたが
この後書く連写速度も相まって結構まともに撮れました。
正直予想以上でした。
小学校だとさすがに厳しいこともありましたがそれでも7割から8割程度はOK
幼稚園だと9割以上OK写真でした。
K10Dでも撮ったことあるのですが幼稚園でも6割から7割程度でしたねOK写真。
それから連写速度。
カタログ上、K10Dは秒間3コマ、K-5IIsで秒間7コマです。
違って当たり前ですが K10Dだと「じゃきんじゃきんじゃきん・・・」って感じなのが
K-5IIsだと「くしゅくしゅくしゅくしゅ・・・」って感じです。
意外だったのがシャッター音。静かです。
運動会とかで連写しててもそばにいる人に気付かれないくらいに。
音はK10Dの方が「撮ってるよ~」って感じがして好きなんですけどね。
高感度設定に関してもカルチャーショックものでした。
K10DはISO1600まで。K-5IIsは基本ISO12800、本気出せば51200というもう訳わからないくらいまで感度を上げられます。
感度あげられりゃノイズもひどいんでしょ~って思われるでしょうが
ノイズレベルでいえばK-5IIsの6400がK10Dの800-1600くらいってところでしょうか。
写真用語でいえば2段くらい差があります。
個人の感覚ですが設定や後処理さえ間違えなければISO6400は十分実用に耐えます。
たとえばK10Dなら1/15秒でシャッターを切らねばならないような状況
(ちょっと気を抜くと手ぶれしたりシャッターを切るタイミング間違えると被写体ブレを起こす状況)でもK-5IIsならば1/60秒でOK。
室内など比較的暗い場所で被写体ぶれなどが大きく軽減します。
実際うりさんの被写体ブレがかなり減りました。
とまぁ、年月がこれだけたつと何もかもが別世界。
K10Dを買った頃はいろいろ工夫をして撮っていたものが
今となってはある程度カメラ任せで何とかなるようになってます。
ただその分おもしろくないような気がしなくもなく・・・。便利なのはいいことですけどね。
ただその分今度はK10Dでは「まず無理」だったような写真が撮れそうで楽しみです。
あと一緒に買ったGPSユニットなのですが
ちーちゃんが買った目的はもちろん簡易赤道儀機能(アストロトレーサー)。
いろいろ試してみてますがなかなかいい感じ。
通常星の写真を撮る際には感度を思いっきり上げて(ISO800以上)
星が日周運動で線にならないように露出時間をできるだけ短くして(レンズによりますが長くても30秒)撮ってました。
今回試したところキャリブレーションがうまくいったかどうかにもよりますが
2分くらい露出しても星が点になります。その差は歴然。いやーすごいですわ、これ。
当たり前だけど写真のできが変わります。これが一番のカルチャーショックかもしれません。 今度写真を掲載してみますね。
と、まぁオチも何もないのですが今日はこんなところで・・・ ではでは。