COWON J3

いつも音楽を聴くのに持ち歩いていたiAUDIO5がだんだん不調になってきました。
まぁ、長いこと使ってたわけですが別に容量も機能も不満ないし
使えるものならもっと使い続けていくつもりだったのですが・・・。

さいきんになって不調も不調。なにせちょっとした衝撃、たとえばポケットの中ではねる程度で電源が落ちるようになりました。(T-T)
というわけでいろいろ考えた末にポータブルプレーヤーを買い換えることにしました。

で、買ったのがCOWON J3。

 

F1000009

ちなみに容量は32GB!!以前の32倍ですよ32倍。
しかもmicroSDカードを挿すことが出来てさらに容量拡張が可能です。
タッチパネルですよ。動画とかも見られますよ~。
とまぁ「音楽だけ」っていうちーちゃんみたいな人にとっては容量、機能ともに
宝の持ち腐れ感バリバリなプレーヤーです。
COWONというメーカー、ほとんどの人が知らないメーカーだと思いますが
もともとiAUDIO作っていたメーカーです。
相も変わらずマニア街道一直線なちーちゃんです。(笑)
そしてJ3の方も相も変わらずユーザーに要求するスキルがかなり高く不親切設計(苦笑)
まぁちーちゃんとしてはわかって買っているのでいいんですけどね。
もう慣れっこだし(笑)

これで安心して音楽を聴けそうです。

音楽の共有

前回カメラの修理の話をいたしましたが無事に修理完了して帰ってまいりました。
これから写真を撮るのが楽しみです。

さて、今回の話題はPCオーディオについて少し悩んでいることがありますのでお話をしてみようと思います。
結婚してからというもの「私のPC」が「奥様との共用のPC」になりました。
うちの奥様もパソコンをそこそこ使います。しかも私と同じように「音楽鑑賞」が趣味なので
デジタルオーディオ関係のソフトは完全にバッティングしてしまいます。

ここで問題になるのは「プレーヤー関係」。
以前お話したようにちーちゃん愛用のオーディオプレーヤーは「foobar2000」です。
このソフト、機能は多いのですがメニューが英語だったり使い方が複雑だったりして
知識の薄い人が使うと意味不明のソフトになってしまいます。
奥様のほうは知識に関しては初心者にちょっと毛が生えたくらいなのでこのソフトを使うのは無理そうです。
(試させたらちょっと発狂しかけてました(^-^;)

ちなみに奥様の使っていたソフトは皆さんもよく知っている「WindowsMediaPlayer」。
本当は継続して使ってほしい所なのですがここでひとつ問題があります。

ちーちゃんの持っている音楽のファイルはそのほとんどが「FLAC」になっています。
WindowsMediaPlayerではFLACファイルは再生できません。
お互いの音楽を別々に管理するのならそれでもいいのでしょうが
幸か不幸か奥様と私の聴く音楽は結構かぶっていることが多いのです。

そこでちーちゃんが考えたのはポータブルプレーヤー用に別管理している非可逆圧縮形式の音楽データの利用。
こちらのほうはMP3ないしWMAになっているのでWindowsMediaPlayerでも問題なく再生できます。
ただ、非可逆圧縮ですし、リプレイゲインをかけて音量を調節しているのでもとのCDとは明らかに違う音になってます。

ただその分音量が整っているので連続して曲を鳴らす際に
音量の大小を気にする必要がなくなるというメリットはあります。

これをそのままWindowsMediaPlayerに利用し奥様に使ってもらおうということです。
はい、そうです。かなり卑怯なことだと言われてもしかたないと思います。
自分だけ可逆圧縮形式で聞いて奥様には非可逆圧縮形式を聞かせるのか!と・・・・・・。

ただ、勘違いしてほしくないのは私が可逆圧縮方式で保存しているのは
必ずしも「音質」のためだけではないってことです。
ちーちゃんが可逆圧縮にこだわるのは「CDと同じデータがパソコンに取り込める」という点につきます。

もしWMAでCDを取り込んでいたとします。
そこで何らかの環境の変化、たとえばポータブルプレーヤーなどを買い換えて
WMAが再生できない環境に移ったとします。

そこでポータブルプレーヤーに合う形式にするために「非可逆圧縮形式の再圧縮」を行うことになります。
これはデジタルオーディオの世界においてあまり好ましいことではありません。
少なくとも元の音より何らかの劣化が起きるのです。
1回程度ならそれも気にはならないと思うのですが2回3回とそれをやると
どんどん悲惨なことになるわけです。
それをしないためにはもう一度何百枚ものCDをパソコンに取り込みなおす必要があります。
そんな面倒なことやってられません。

もし、これが可逆圧縮ならもともとがCDと同じなわけですから
CDから取り込みなおす必要もないわけです。
可逆圧縮データを起点に非可逆圧縮形式ファイルを作っていけば最小限の劣化ですむことになります。
もちろんハードディスクの容量をバカ食いするという大きなデメリットも発生することになりますが(^-^;

これがちーちゃんが可逆圧縮にこだわるもっとも大きな理由です。

本当のところを言うとちーちゃんはあまり音質に敏感な人ではありません。
音量を同じにすればMP3の192kbpsとCDの区別は98%以上の場合つかなくなります。

ですからちーちゃんにとって聴くだけなら非可逆圧縮形式でもなんら問題ありません。
ただうちの奥様は結構敏感なお耳の持ち主なのでもしかすると「音が違う!」とクレームがつくかもしれません。(^-^;

そんなときも何も言わずに隠し持っていた(?)可逆圧縮のデータから
高ビットレートのファイルを作ればいいのです。
もし「可逆圧縮じゃないと(´・д・`) ヤダ!」って言われるようなら
こんどは「ちーちゃんのfoobar2000講座」が始まることになりそうです。(笑)

どちらにしてもこれで何とか音楽の共有はできそうです。

それではまた。

PCオーディオについて 5

さて無意味にだらだら書いてきたお話も今日で最後(笑)
ちーちゃんが実際どんな風に運用しているのか具体的にご紹介。
皆さんのお役に立てるヒントが見つかるかもしれません。
なんせ、もう5年以上PCで連携させて運用してますからね~。
まず、ちーちゃんの持っている機器をあげておきます。
ポータブル系
可逆圧縮にも対応、機能も充実。マニア向けポータブルプレーヤー
iAUDIO M3 (HDDタイプ:40GB)
そして「安売り限定」に揺さぶられ、最近買ってしまった
iAUDIO 5 (メモリタイプ:1GB)
(↓以下写真)
conv0007

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小さいでしょ?結構これもいいんだな~~。結果として買ってよかったのかも?!
その他
ポータブルだけじゃなく実はちーちゃんの愛車「シンノスケ」にもMP3プレーヤーが搭載されています。
carozzeria DEH-P007
これらの対応形式をまとめますと
iAUDIO M3:MP3、WMA、Ogg vorbis、WAV、FLAC
iAUDIO 5:MP3、WMA、Ogg vorbis、WAV
DEH-P007:MP3、WMA
これらの機器とパソコンを連携させるわけです。
パソコンのほうではちーちゃんは基本的に「可逆圧縮フォーマット」のFLACを使用しています。
理由は可逆圧縮であること、圧縮作業が結構早い、それから「リプレイゲイン」という自動音量調節機能に対応しているからです。
ちなみにちーちゃんのパソコンの中にはアルバム400枚位(容量にして100GB以上)の音楽が入ってます。
もちろんこれだけの量のファイルを管理するのは結構大変です。
これを一括管理&再生させるソフトが「foobar2000」というマルチメディアプレーヤーです。
ソフト単体では機能の少ないシンプルなプレーヤーなのですが
膨大な量の機能拡張コンポーネントがそろっており自分の好みにカスタマイズできます。
ですが使いこなすにはかなりの努力が必要です。
(ちーちゃんもまだ使いこなせてないです。(^-^;)
foobar2000
foobar2000
このソフトが連携の基本ソフトになります。
このソフトにはファイル形式の変換機能があります。
その機能を使ってFLACをごっそりMP3にして別のフォルダーに保存しておきます。
もちろんこれらのファイルのサイズもFLACほどではありませんが巨大になります。
でもハードディスクの容量で力押しします(笑)
あとはfoobar2000で作ったプレイリストを保存し、それを内部テキスト変換かけることによって
MP3対応のプレイリストにします。
前もって条件を登録しておけば自動プレイリスト機能で必要なリストを作成できます。
(容量とか、時間とか、アーティストとかで条件を絞れる)
このリストに基づいてCDに焼きこめばカーオーディオ用のCD。
iAudio5に転送すればそのまま使用できます。
iAudio M3については作ったプレイリストがそのまま対応してますので
前もってすべてのMP3を転送しておき、プレイリストだけを適宜更新すればOK。
これでそれぞれの機器で連携が取れるわけです。
今回の例はちーちゃんのように「パソコンではいい音で、外ではそこそこで」というこだわりがある人にとっては
可逆圧縮と非可逆圧縮の使い分けが必要なために少々煩雑になってます。
またポータブルプレーヤーが特別なソフトなしで転送できることが必要です。
もちろんiPODなどの特定のソフトがないと転送できない場合はそのソフトを使わざるを得ません。
どういう方法であれ、皆さんにとっていいデジタルオーディオライフが見つかればいいと思います。
それでは・・・。

PCオーディオについて 4

誰が見ているわけでもないのにだらだらと書き続けてもう4回目。(苦笑)
今回はポータブルプレーヤーのメーカー別の簡単な特徴をお話していくことにします。
家電製品すべてにいえることですがメーカーによってそれぞれ売りの機能や特色があって
選ぶ際の重要な要素になります。
その特徴を把握しておかないと「あれ?こんなはずじゃなかったのに・・・」ってことにもなりかねません。
Apple iPod系
iPod、iPod mini、iPod shuffleなどがこれに該当します。
デザインが特徴的で連携するソフトから本体機能までわずらわしい操作を省いた初心者向け。
人気があるのも納得できます。
TOSHIBA gigabeat系
東芝が作っているポータブルプレーヤー。
明らかにiPodを意識したつくりになっている。
っていうか、パクリなのか?といいたくもなってみたりして(^-^;
iPodがMacからWindowsへというつくりをしているのに対し
こちらははじめからWindows用に作られているのでWindowsとの親和性はこちらが上。
Sony ウォークマン系
ソニーが作っているプレーヤー。
「ソニー街道」一直線。もういうまでもありません。
対応形式と連携ソフトが気に入らなければすぐさま選択肢から落ちる。
逆に一旦このプレーヤーを使い出すともうほかのメーカーには移れなくなる。
iRiver系
海外メーカー。
HDDタイプも作っているがどちらかというとメモリタイプのプレーヤーのラインナップが豊富。
iPod系と違ってクールなデザインが特徴。
割と音質を変えられるエフェクト設定が多く、割とマニアックな人が好んで使う。
値段が安めなのも特徴。
Creative系
海外のメーカー。
iPodほどではないが専用の連携ソフトを利用してわずらわしい操作もなしに使いこなすことができる。
ラインナップも豊富で自分の用途にあったものが選べるのがなかなかグッド。
Rio系
海外のメーカー。
かなり特徴的なデザインのものが多い。
それと同時に機能も結構豊富。ただ少し使い勝手が悪い印象がある。
iAudio系
海外メーカー。
激しく使い勝手が悪い(^-^;
対応ソフトはあるものの日本語が使えないとか。転送ソフトがわけわからんとか。
とにかく最悪。
ただその分自由度高かったり機能が豊富だったりと、
使いこなすだけの気合と根性と知識があれば最強のプレーヤーになりうる。
ちなみにちーちゃんが使ったことあるのは
iPod、RioのCDプレーヤー、そして現在ご愛用のiAudioのHDDプレーヤー。
マニア街道1直線です(^-^;
次回は最終回。
ちーちゃんが実際にどのように連携させながら使っているのかをご紹介。
(ってか、まだ書くのか・・・?)

PCオーディオについて 3

さて、3回目。
ポータブルプレーヤーを利用するにあたって
先ほど説明したエンコード処理を行ったり曲の管理を行ったりするソフトが必要になります。
メーカーが提供しているものがあったりほかのソフトを利用したりして管理する場合がほとんどです。
特にiPodシリーズや日本製のプレーヤーは著作権管理などの問題もあり
専用のソフトを使用しないと曲の転送すらできないものがほとんどです。
その分曲の管理や転送が半自動的にできるようになってます。
それに対して海外製のプレーヤーはエクスプローラーからデータをそのままコピーするものが多く
制限もなく自分で自由に転送できるのですが
その分ちゃんと管理をしていないとわけわからなくなってしまいがちです。
いくつかポータブルプレーヤーと連携機能を備えたソフトをご紹介。
iTunes
iPodシリーズを利用するためにあるソフト。ソフト自体はフリーで提供されるため
別にiPodを持ってないと利用できないわけでもないため中にはこのソフトを利用している人もいるはず。
対応形式はMP3、AAC、Apple Lossless。
Sonic Stage
SONYのポータブルプレーヤーに「絶対」必要なソフト。
ちーちゃんは使ったことないのでよく知りませんが使い勝手が悪いというわけでもないらしい。
ただ対応形式がATRAC3専用といってもいいくらいなので使う人がかなり限定される。
Windows Media Player
Windowsパソコンには必ずといっていいほどインストールされているこのプレーヤー
知らない人も多いようだがポータブルプレーヤーとの連携が取れるようになっている。
対応形式はMP3、WMAなど。
海外製のプレーヤーは専用のソフトではなくMedia Playerに管理を任せて使い勝手をよくしている。
もちろん対応プレーヤも非常に多い。
これらのソフトは「オールインワンソフト」といわれ、
CDからの取り込み&曲の管理&データの転送のすべてをひとつのソフトでまかなうことができます。
その分、柔軟性にかけており、ちょっと使い込んでくるといろいろ不満が噴出してしまうのも事実。(苦笑)
だがわずらわしいことは全部自動でやってくれるこれらのソフトは
使いこなすと他のソフトが要らなくなります。
この辺のソフトの使い勝手もポータブルプレーヤー選びのひとつの基準にしてみるのもいいと思います。
いじょ。

PCオーディオについて 2

さて、2回目。今回はポータブルメモリプレーヤーで扱うデータの種類について語っていきます。
前回「パソコンで何らかの処理」をしてからデータを流し込むとお話しました。
ここでいう「パソコンで何らかの処理」というのは大半が音声圧縮処理といわれる処理になります。
一般的には「エンコード」と呼ばれます。
CDは1分のデータを記録するために約10MBのデータが必要になります。
HDDタイプのプレーヤーならこれくらいの量でも平気ですが
シリコンタイプのプレーヤではこのままのデータを記録していてはすぐにパンクしてしまいます。
ですからこれを圧縮処理をかけて1/5~1/20くらいまで圧縮します。
そうすればシリコンプレイヤーでもCD以上の量の音楽を記録することができます。
さて、この圧縮処理ですが、昨今さまざまな規格が乱立し使用するプレーヤーによって使い分ける必要が出てきました。
パソコンでも音楽を聴く人にとってはさらに重要な問題になってきます。
いくつかの規格とその特徴を書いときます。
MP3
「PCオーディオ」普及のきっかけになった規格。
規格自体は古いので際立った特徴はないのだけれど何せ古い規格であるがゆえに
たいていのポータブルプレーヤーはこのMP3に対応している。
していないのはソニーのネットワークウォークマン(一部旧機種)くらい。
ビットレート128kbps(ちなみに音楽CDは1411kbps、つまり音楽CDの1/10サイズ)
で「音楽CD並み」とふれこみだが実質は192kbps以上でないと多少の音質劣化が気になることが多い。
WMA
天下(?)のマイクロソフトの音声圧縮規格。
Windowsパソコンならば特にソフトをインストールしなくても使用できる。
使用する手軽さではダントツ。この規格も割と対応機種が多い。
ただしマイクロソフト(?)が嫌いなアップル社や「自社規格しか認めません!」な
ソニー製のプレーヤーは非対応。っていうか対応する気ないんだろうな~~。
MP3よりも高圧縮率を謳っている・・・が実際は「どっこいどっこい」位。
AAC
最近よく聞くようになった規格。規格自体はかなり昔から存在します。
じゃ、なんで最近になってか?っていうとまずアップル社のiPodシリーズがそろって対応していることと
最近巷で話題の「音楽の聴ける携帯電話」がこれらの規格に対応しているため。
MP3よりも高圧縮率を謳っている。実際は「MP3よりちょっとマシ」程度。
Ogg vorbis
マイナーな規格。だがMP3よりもワンランク上の圧縮率を誇り、
しかもすべてのソフトをフリーでそろえることができるため、マニアの間では愛好者も多い。
iPodシリーズ、または国産プレーヤーは相手にする気がないのか非対応。
マニア向けのプレーヤーが多い韓国製プレーヤーに対応機種が多い。
Atrac3
ソニーの音声圧縮規格。MDやHi-MDの技術をパソコンに対して適用している。
対応プレーヤーはソニー製のみ。
っていうかソニー製のプレーヤーはこの規格にしか対応していないものが多い。
そのせいでiPodなどにポータブルオーディオ市場をがんがん食い荒らされてしまうわけだが・・・。
MDから培ってきた技術なので圧縮率も悪くないしそんなに音が悪くなるわけでもない。
決して悪い規格ではないと思う。そのくせ普及率が悪いのはソニーが自社製品だけで
囲い込みをしてしまったからだ。もったいないよね~。
可逆圧縮
ここまであげてきた規格とはちょっと色が違う規格。
MP3をはじめとする規格は「非可逆圧縮」といい、圧縮して元に戻しても圧縮前のデータには戻らない。
何らかの間引きをするわけだ。だから圧縮率を上げると音がだんだんゆがんだりノイズが入ったりする。
可逆圧縮は圧縮して元に戻しても圧縮前のデータに完全に戻る。
つまりデータの間引きは一切行わない。
ただし圧縮率がものすごく低く、もとの半分になれば万々歳。せいぜい70%までしか圧縮できない。
HDDプレーヤーの一部にこれに対応しているものがあり、
アップルのiPodも実は可逆圧縮のデータを再生できる。
ただし可逆圧縮にもApple lossless、FLAC、Monkey’s Audioなどさまざまな規格があり
ポータブルプレーヤーで対応しているのはiPodがApple losslessに
ほんの何機種かのHDDプレーヤーがFLACに対応している。
WAV
いわゆるCDの音そのままを圧縮も何もしないでパソコンにデータとして取り込んだ形。
サイズも莫大になる。
生のデータであるため処理も何もせず読み込めば再生できるとあって
この形式に対応している機種も少なくない。
だがHDDタイプのプレーヤーでもない限りWAVを常用するのは非常に難しい。
HDDプレーヤーを使う人というのはたいてい「たくさんの曲を持ち歩きたい」という動機で購入するので
HDDプレーヤーユーザーでも常用している人はごくわずかじゃないかな?と思う。
このようにさまざまな規格が乱立状態でしかもプレーヤーによって使えたり使えなかったりと
結構難しいものがあります。
次回はこれらのファイルの管理の仕方とニーズにあった使い方を語っていくことにします。
んでは。

PCオーディオについて 1

最近、パソコンで音楽を・・・って言う人が増えてきました。
電器屋ではポータブルメモリオーディオのコーナーに人だかりができるようになり、
Apple社のiPodシリーズを中心にソニーのネットワークウォークマンなど
各社からパソコンと連携して音楽を扱うプレーヤーが発売され、ぞろりと並んでいます。
電車に乗ればiPodを操作している人や首からシリコンプレーヤーをぶら下げている人など
ちょくちょく見かけます。
ちーちゃんがパソコンで音楽取り込みを始めたのがもう8年位前、
パソコンと連携するポータブルプレーヤーを使い始めたのが7年位前のことです。
そのころから比べるとパソコンで扱う形式も増えましたし、記憶容量も恐ろしく増えました。
プレーヤーも小型化しましたしね。
でもその分、いろいろあってよくわかんないっていうのも出てきているのも事実。
今日はその辺を少し語ってみることにします。
ポータブルメモリプレーヤーには大別して「HDDタイプ」と「シリコンタイプ」に分けられます。
HDDタイプは記憶媒体としてパソコンにも搭載されているハードディスクを使うタイプです。
記憶容量も大きく数GBから中には60GBなどという途方もない大容量のものがあります。
ただし振動や衝撃に弱いという特徴もありあまり乱暴に扱うと簡単に壊れます。
アップル社のiPodがハードディスクタイプの代表例です。
シリコンタイプは半導体メモリを記憶媒体として使用するタイプ。
記憶容量は100MBから1GBくらいまでが大半です。
容量はHDDタイプに比べ小さいのですが内部の駆動するものがないために
振動や衝撃に強いという特徴があります。
アップル社のiPod shuffleなどが代表例です。
さて、これらのプレーヤーにパソコンで作った音楽データを流し込むわけですが
CDをそのまま流し込むわけにはいきません。
パソコンで何らかの処理を行ったデータを流し込みます。
次回はすぐ上に書いた「パソコンで何らかの処理を行ったデータ」、
つまりポータブルメモリプレーヤーで使用するデータの話をすることにします。
んでは。

サウンドカード

どうでもよいのだけれど
これまで使ってきたもしくは現在使用中のサウンドカードとその使用感を書きます。
1.SE-80PCI
思い出せないくらい昔に購入。ドライバがかなり不安定で音のどうこうを判断する前にお蔵行き。
2.Sound blaster Audigy2 Platinum eX
3年前くらい?に購入、当時としては仰々しいブレイクアウトボックスに惹かれて購入。
どんどんシャリシャリの典型的な強調サウンドで好みの分かれるところだが
昔はこれ以外のサウンドカードを知らなかったのでこれ最強!!とか勝手に思っていた。
3.Prodigy192SP
ちょっと知恵が付いてきてAudigy2を卒業するきっかけになったサウンドカード。
クリアな音が印象的、機能が豊富で録音用途にも再生用途にもずいぶんと役に立ちました。
ただドライバのつくりがちょっと手抜きっぽくて時々挙動不審になったのが玉に瑕。
4.E-MU1212m
Prodigy192SP以上に高機能のmixerが付いたサウンドカード。
Prodigy192SPの不安定さに嫌気がさして購入。
現在のメインカードでもあります。
音の傾向は若干のハイ下がり。のっぺりした感じの音。
残念ながらちーちゃんの好みには合いませんでした。
(ちーちゃんは「ハイ上がり」が好み)
ただ機能は◎だったのでデジタル出力で聴けばいいじゃん。って言う論理が働き、
ここからちーちゃんの「外部DAC」への道が始まることになります。
5.SE-U55GX
USBのサウンドユニット。
単体でDACとして使えるということで音源としてもDACとしても使えることを期待して購入。
でも結局どっちも中途半端であまり使用しないまま引退。
音の傾向は気も~ちハイ下がりのロー下がり。
俗に言う「かまぼこ型」。聴き疲れしない音。
でもその分「迫力」に欠けます。
6.SE-150PCI
苦し紛れに買ったサウンドカード。
↑に書いたSE-U55GXのPCIカード版みたいな感じ。
音の傾向も近い感じの「かまぼこ型」
やはり少し迫力に欠ける。
でも1212mよりは一般的なパソコンにつけるサウンドカードとしてはいいのかもしれません。
小型アクティブスピーカークラスには一番あってるカード。
番外編1 AP-U70
USB音源でもありアンプ機能も内蔵したもの。
特にDSPをつかった擬似サラウンド機能は特筆に値する。
長い間外部DAC兼プリメインアンプとして活躍するが
アンプの質に不満が出て本格的なプリメインアンプと下に書くDA53にその座を譲る。
現在はプレステ2と光ケーブルでつながって活躍中。
番外編2 DA53
これはUSB音源としてではなく外部DACとして買ったもの。
オマケでUSB音源が付いている。
やはりオーディオ機器のジャンルの製品だけあって値段も出てくる音も段違い。
1212mにデジタル出力させてこいつにDA変換させると下手なコンポより迫力のある音がでます。
音の奥行きが広がって解像感アップ、低音の締りがよくなる、といいことづくめ。
音楽を聴くのが楽しくなります。
以上。

ETYMOTIC ER-6i

conv0010

E3cに飽き足らず買ってしまったこれも結構な値段のする高級イヤホン。
パッケージのiPODの写真が「いかにも」と思わせる白いイヤホン。
ポータブル機器のためにあるイヤホンですな。
これもE3cと同じ「カナルイヤホン」。
E3cは低音が魅力のイヤホンだが
これはクリアな高音が魅力。逆に低音がスカスカに思います。
E3cが迫力や全体の音の雰囲気できかせるオーディオ的な鳴り方をするのに対し
これはモニター系の鳴り方。
「細かい音まで逃しません!!」って感じ。
どっちもいいイヤホンです。
あまりの音の違いに両者を聞き比べていると同じプレーヤーなのか?と疑いたくなるくらい。
ただこのイヤホンは最初のうちは耳に入れるのに激しい抵抗を覚えます。
とにかく痛い~~。
ただそれも何日か使っていると不思議なくらいスポッと入るようになる。
なんか耳が拡張した気分になってしまう。(実際そうなのかも)

SHURE E3c

conv0008

M3の音を存分に味わうために買った「高級イヤホン」
遮音性に優れ外部の音をシャットアウト。
カナルといわれる耳の穴に突っ込むタイプのイヤホン。
それまでにつかっていたパナソニックのカナルイヤホンとは全く世界が違う音を出します。
低音の迫力ある音が特徴です。
でも使い勝手はパナソニックのほうがよかったな・・・。
ケーブルが長い(1.5m)のであまったケーブルを三つ編みにして使用。