前回カメラの修理の話をいたしましたが無事に修理完了して帰ってまいりました。
これから写真を撮るのが楽しみです。
さて、今回の話題はPCオーディオについて少し悩んでいることがありますのでお話をしてみようと思います。
結婚してからというもの「私のPC」が「奥様との共用のPC」になりました。
うちの奥様もパソコンをそこそこ使います。しかも私と同じように「音楽鑑賞」が趣味なので
デジタルオーディオ関係のソフトは完全にバッティングしてしまいます。
ここで問題になるのは「プレーヤー関係」。
以前お話したようにちーちゃん愛用のオーディオプレーヤーは「foobar2000」です。
このソフト、機能は多いのですがメニューが英語だったり使い方が複雑だったりして
知識の薄い人が使うと意味不明のソフトになってしまいます。
奥様のほうは知識に関しては初心者にちょっと毛が生えたくらいなのでこのソフトを使うのは無理そうです。
(試させたらちょっと発狂しかけてました(^-^;)
ちなみに奥様の使っていたソフトは皆さんもよく知っている「WindowsMediaPlayer」。
本当は継続して使ってほしい所なのですがここでひとつ問題があります。
ちーちゃんの持っている音楽のファイルはそのほとんどが「FLAC」になっています。
WindowsMediaPlayerではFLACファイルは再生できません。
お互いの音楽を別々に管理するのならそれでもいいのでしょうが
幸か不幸か奥様と私の聴く音楽は結構かぶっていることが多いのです。
そこでちーちゃんが考えたのはポータブルプレーヤー用に別管理している非可逆圧縮形式の音楽データの利用。
こちらのほうはMP3ないしWMAになっているのでWindowsMediaPlayerでも問題なく再生できます。
ただ、非可逆圧縮ですし、リプレイゲインをかけて音量を調節しているのでもとのCDとは明らかに違う音になってます。
ただその分音量が整っているので連続して曲を鳴らす際に
音量の大小を気にする必要がなくなるというメリットはあります。
これをそのままWindowsMediaPlayerに利用し奥様に使ってもらおうということです。
はい、そうです。かなり卑怯なことだと言われてもしかたないと思います。
自分だけ可逆圧縮形式で聞いて奥様には非可逆圧縮形式を聞かせるのか!と・・・・・・。
ただ、勘違いしてほしくないのは私が可逆圧縮方式で保存しているのは
必ずしも「音質」のためだけではないってことです。
ちーちゃんが可逆圧縮にこだわるのは「CDと同じデータがパソコンに取り込める」という点につきます。
もしWMAでCDを取り込んでいたとします。
そこで何らかの環境の変化、たとえばポータブルプレーヤーなどを買い換えて
WMAが再生できない環境に移ったとします。
そこでポータブルプレーヤーに合う形式にするために「非可逆圧縮形式の再圧縮」を行うことになります。
これはデジタルオーディオの世界においてあまり好ましいことではありません。
少なくとも元の音より何らかの劣化が起きるのです。
1回程度ならそれも気にはならないと思うのですが2回3回とそれをやると
どんどん悲惨なことになるわけです。
それをしないためにはもう一度何百枚ものCDをパソコンに取り込みなおす必要があります。
そんな面倒なことやってられません。
もし、これが可逆圧縮ならもともとがCDと同じなわけですから
CDから取り込みなおす必要もないわけです。
可逆圧縮データを起点に非可逆圧縮形式ファイルを作っていけば最小限の劣化ですむことになります。
もちろんハードディスクの容量をバカ食いするという大きなデメリットも発生することになりますが(^-^;
これがちーちゃんが可逆圧縮にこだわるもっとも大きな理由です。
本当のところを言うとちーちゃんはあまり音質に敏感な人ではありません。
音量を同じにすればMP3の192kbpsとCDの区別は98%以上の場合つかなくなります。
ですからちーちゃんにとって聴くだけなら非可逆圧縮形式でもなんら問題ありません。
ただうちの奥様は結構敏感なお耳の持ち主なのでもしかすると「音が違う!」とクレームがつくかもしれません。(^-^;
そんなときも何も言わずに隠し持っていた(?)可逆圧縮のデータから
高ビットレートのファイルを作ればいいのです。
もし「可逆圧縮じゃないと(´・д・`) ヤダ!」って言われるようなら
こんどは「ちーちゃんのfoobar2000講座」が始まることになりそうです。(笑)
どちらにしてもこれで何とか音楽の共有はできそうです。
それではまた。