もうミニ四駆のブログになっちゃったなぁ~って思っている
ちーちゃんです。でも意外にミニ四駆は出てこないw
今日もミニ四駆ではなく充電池の話。
といっても慣らし方だの充電方法だのの話はしません。
そーいうことは私のほうが教えてほしいくらいなので身近な詳しい方にでも聞いてくださいw
今回は電池の銘柄の話題です。
ミニ四駆に用いる充電池の銘柄といえば言わずもがなの「ネオチャンプ」
公式で唯一使用が認められた充電池ですね。
もちろん、これを使えばいいのですが……
お値段がちと高い。電池2本で定価ベースで1000円、実売でも600~700円します。
特にフラットをやっていると追い充電をガンガン行うため電池の劣化も早く結構お財布的にキツイ……(^‐^;
そこでよく検討されるのが他銘柄の電池。
同性能の電池が半額近くで手に入るため練習用とかに使用されます。
店舗レースなどでは電池の銘柄を問わないで使用可能というケースも多くそうなればいよいよ使用頻度は高くなります。
ですが一見パッケージだけ見れば同性能に見える電池なのですが実は性能等が大きく異なるものがあります。
その辺がいろいろな情報が入り乱れていて混乱をしやすいです。
そこで今回は電池の銘柄についてお話ししようと思います。
とはいってもやれ電圧が~とか寿命が~とかそういう詳細な話はしません。
ここではネオチャンプの代わりができる可能性がある電池とそうでない電池といったざっくりな分類法をお話ししようと思います。
今回はAR使いのARARIさんから「オラ!これをネタにブログ書けや!」とこのようなものを預かりました。
(いつもブログを楽しみにしてくださってありがとうございます(`・ω・´)ゞ)
1つはみなさんご存知ネオチャンプ
1つはソニーから出ているサイクルエナジーの低容量タイプ(シルバー)
最後にもともとサンヨーのブランドでしたがいまはパナソニックになったエネループライト
そこに私の手元にあった東芝のインパルス ライトタイプ
さらにもう一つ私の手元にあった在庫のエネループライト
そしてパナソニックのエボルタの低容量タイプ(オレンジ)
を加えて…
さらにmikkeさんから譲って頂いた台湾で売られているという富士通の充電池
ネオチャンプを含め7種類の銘柄、どれもネオチャンプと似たようなカタログスペックです。
この辺を比べてみることにします。
まずはパッケージから読み取れるスペックから……
種類 | 公称容量 | 公称充電回数 | 生産国 |
ネオチャンプ | 950 | 2000 | 日本 |
サイクルエナジー | 950 | 3000 | 日本 |
エネループライト | 950 | 5000 | 中国 |
インパルス | 950 | 5000 | 日本 |
エボルタ | 1000 | 4000 | 中国 |
エネループライト | 950 | 5000 | 日本 |
富士通電池 | 950 | 5000 | 日本 |
……とここでスペック確認のためと思いメーカーのホームページ見てきましたけど
サイクルエナジーとエネループライトは2019年5月現在もう生産していないようですねΣ(゚д゚lll)
この記事の意義が限りなく薄れた気がしますw
で、ここで問題なのが預かったエネループと私の手持ちのエネループ。
なんと!生産国が違います。パッケージ裏の画像。
左がエネループライト(中国製)、右がエネループライト(日本製)
実はパッケージの記載等は大きく変わってませんが中身ががらりと変わっています。
2016年ごろまではネオチャンプ=エネループライトといわれていましたが2016年後半から中国製に切り替わりました。
結論を申し上げますとこれらの7銘柄の電池、実は製造元をたどると2か所しかありません。
日本のとある工場か中国のとある工場か。
つまり中国製、日本製それぞれ兄弟、もしくは双子電池なのです。
中国製は日本製より1本当たり2g程度重く、2本で4gの差が生まれます。
総重量百数十グラム程度のミニ四駆において4gは無視できない数値で残念ながら練習用等には使えません。
また個人的な感想ですが性能もパッとしない印象を持っています。
逆に日本製は総じてネオチャンプとほぼ同じ重量なので練習用としても使用できそうです。スペック的に同等ではないので細かい性能差はありそうですが個人的にはほぼ同等品と解釈しても問題ないくらいの差しかないと考えています。
(実際は差は感じてますが充電過程や管理充電の出来で容易にひっくり返る程度の差です。どっちかというとロットの差かもしれません)
とはいっても日本国内で容易に入手できる現行品としては東芝のインパルスしか残っていませんけどね……(´・ω・`)
最後に各電池の見分け方を書いておきます。
注目すべきは重量と+極または-極の形
先ほども書きましたが中国製は約20グラム、日本製は約18グラム。そして+極にガス抜きの穴があるのですがこれが明らかに見えるのが中国製、一見見えない(隠してある)のが日本製です。
あと-極の形が若干違います。
とまぁ、こんな感じ。特に+極の違いはパッケージの上からでも容易に確認できエネループライトの判別には非常に役立ちます。
また、これら充電池は仕様変更や生産元の変更等が知らないうちに行われることがあり、エネループライトのように気がついたら何もかもが別物になっているケースも考えられます。(過去にはサイクルエナジーでもあったようです)
その際の判別にも利用できそうです。
(2019.5.14追記)
一時期IKEAのLADDAという充電池が「日本製でしかも激安だ」と話題になりましたがこれも知らんうちに中国製に変わったようです。
今回はこのくらいに…
最後に、この記事を書くにあたって電池を提供してくださった
ARARIさん、mikkeさんにこの場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。m(__)m