ひっそりと開花宣言 ~「さくら」~

東日本大震災から早1ヶ月。
関東以北の皆さんは大変な思いをされていることと思います。お見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈りいたします。

今日お話しするのは3月11日の震災で日本中が大騒ぎになる中、ひっそりと花開いた「さくら」のお話をしたいと思います。

震災の翌日3月12日。九州にとって一つの歴史的な日を迎えました。

九州新幹線(鹿児島ルート)全線開業

です。

本土の方々の中にはご存じない方が結構多いのですが九州新幹線はこれまで
鹿児島中央~新八代という南九州でしか走っていませんでした。

ちーちゃんの地元駅、博多駅は九州各地へのいわば中継駅であるにも関わらず新幹線に限っていえば終着駅。
九州各地の人々は新幹線を降りて博多駅で通常列車に乗り換え各地に向かっていました。

特に福岡~熊本~鹿児島の間はいわば九州の背骨であり距離も長いです。
この部分の新幹線の開通は長いこと九州の多くの人から望まれてきた悲願と言っても過言でもないでしょう。
(もちろん沿線に当たらない人にとってはそうでもないんでしょうが・・・。)

そして今回の開業。在来線だけの時代は4時間近く、部分開業で2時間20分近くかかった鹿児島へも
今回の新幹線で1時間20分弱。 ついに2時間切りました。

2時間20分といったら福岡からいえば新幹線でいうと大阪、
飛行機でいったら東京くらい(空港からの移動も含めて)の時間です。
ぶっちゃけいうと福岡からみてこれまでの鹿児島というところは
東京や大阪と同じくらいもっというなら韓国釜山よりも遠い場所だったのです。

それまで「つばめ」という名前だった新幹線に今回から「さくら」「みずほ」が登場。
大阪~
鹿児島の直通運転により 最速3時間45分となりました。
このうち九州新幹線のメインとなるのが「さくら」。
開業が九州にとっては桜の季節でもありいい名前だなぁ~っと思ってました。

JR九州も全線開業に当たっていろいろCMを打っていろいろなイベントも企画していたそうです。

で、そんなたくさんの企画のうちこんな企画が行われました。

 

「縦断ウェーブ開催宣言」篇 15秒 (JR九州公式チャンネルより)

 

これがその企画の告知CMです。

鹿児島から博多までカメラを乗せた新幹線が走っちゃうよ~。
それに向かってみんな集まって手を振ってね~。
そしてその撮った映像をCMにしちゃうからね~!!

という企画。

まぁ、よく考えたものです。レインボーカラーは九州7県をイメージしたものだそうです。
この企画2月20日に行われたのですがちーちゃんは年度末で忙しかったので参加しませんでした。
もし時間があったら絶対参加してました(笑)

で、その結果がこれ。

 

特別篇 180秒 (JR九州公式チャンネルより)

 

すごいでしょ?どんだけ祭好きですか?九州人は・・・。といいたくなります。(人のことはいえませんが)
見る人が見れば「たかだか地方新幹線で何でこんなに騒ぐ?」といわれるかもしれませんが
九州全体でみれば産業構造や地域形態も大きく変化させるかもしれないスゴイことなのですよ。
まぁ、それだけじゃなくて単に騒ぎたかったってものあるんでしょうが・・・(笑)
ちなみにこの企画に参加した人は1万人以上いたそうです。

そして開業にあわせCMとして九州中に放送される予定でした。

が、開業前日の東日本大震災。
九州新幹線開業イベントはすべて中止。そしてこのCMは1ヶ月も放送されなかった「幻のCM」と化してしまいました。

ところが思わぬところからこのCMは脚光を浴びます。
動画サイトに投稿され、それらを見た人たちから
たくさんのコメントがつき、ネット上で大きな評判になっています。(現在70万再生あるそうです)
JR九州自身が公式チャンネルを立ち上げてさらに広がりを見せています。

こうして震災という未曾有の大災害の後ろでひっそりと咲いた「さくら」は
現在も九州の元気とチカラとともにちょっとずつですが広がりを見せています。
東北の人たちにもこの元気とチカラが届きますように、
日本中の人々の心にたくさんの「さくら」が咲きますように・・・。
ちーちゃんはそんなふうに願ってやみません。

話は変わって↑のCMもいいんですがちーちゃん的にはこっちのCMも好きです。

 

JR九州〜九州新幹線全線開通CM (Youtubeより)

 

このCMもセンスがいいな~っと思ってみてましたが
今みると「未来は明るいに決まってる」ってすごいメッセージです。
JR九州の本気ってスゴイ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください